脱高校生感!大人が取り入れるべきローファーコーデを紹介!

革靴の中でもカジュアルな印象の強いローファー。
カジュアルコーデには引き締め役として、きれいめコーデには
抜け感を出す役としてどんなコーデにも馴染むのが特徴です。
ローファーと聞くと高校生が履いているイメージが強くあるので、
大人メンズから敬遠されることもしばしば。
今回は、大人メンズが取り入れてもおしゃれにキマるローファー
コーデについて紹介していきます。
ローファーとは?
靴紐がなく甲の部分に装飾がついた、スリッポン型の革靴のこと
ローファーとは、英語で『loafer』と書き、
“怠け者” という意味。
その名が示す通り、靴紐を結ぶことなく履けるのが
ローファーの特徴です。
靴ひもを結ぶ必要がないので気軽に脱いだり履いたりでき、
運動性にも優れています。
きちんと感を出しつつ、ドレスシューズより気取らずに履ける
ローファーは、お出かけコーデにもデイリーコーデにも使い
まわせるので1足持っていると便利ですよ◎
ローファーの種類
種類①コインローファー
別名“ペニーローファー”とも呼ばれる、ローファーの中では
最もオーソドックスなデザインのもの。
つま先革を横切るようにかぶせられた切れ込み入りの
サドルが大きな特徴です。
コインローファーは元々アイビーリーガー御用達の靴なので、
アメトラベースの着こなしと相性が良いです◎
スラックスやチノパン、ジーンズに加え、ショートパンツとも
合うのでコーディネートがしやすいと思います!
ローファースタイルの入り口としては、申し分ない1足なので
おすすめです!
種類②ビットローファー
ビットローファーは1953年に『グッチ』が発表し、
流行したと言われています。
サドル部にあしらった装飾、通称“ホースビット”がラグジュアリーな
印象を生み、足元が華やかな印象になります。
ジーンズやチノパンなどを取り入れたカジュアルスタイルとも
合いますが、ビットローファーの華美な姿はパーティシーンなどの
エレガントスタイルで生かされると思います!
ジャケパンスタイルを格上げするに相応しい頼もしいアイテムです◎
種類③ タッセルローファー
タッセルローファーとは、甲に房の飾り=タッセルがデザインされた
種類のローファーのこと。
ローファーとしての品はしっかり備えていながら、歩くたびに揺れる
タッセルにはどことなく可愛らしさもあります。
ハリウッド俳優、ポール・ルーカス氏が、英国国王エドワード8世
の履いていた靴に憧れ、『オールデン』に同様の靴を作らせたのが
起源とされています。
足元が主張されるから、デニムやチノパンなどのシンプルな
定番コーデのアクセントとして取り入れてみると良いでしょう。
ローファーの中ではビジネスシーンにもマッチする
一足として知られています。
それ故にカジュアル過ぎるスタイルだと靴だけが浮いて
しまう危険性があります。
種類④ コブラヴァンプ
モカ縫い以外の装飾がないシンプルなデザイン、程良く
跳ね上がったトゥが特徴のコブラヴァンプ。
デザインが蛇の頭に似ていることから『コブラヴァンプ』
という名が付いたと言われています。
スマートな見た目により、どのパンツとも相性が良いのも魅力です。
トレンドのワイドパンツ や男らしいカーゴパンツとも合うので
コーディネートしやすいと思います。
かっちりさせたいときには、軽快なデザインが不釣り合いになる
場合もあるので注意です⚠️
種類⑤ キルトローファー
革靴の甲の部分に、フリンジのようなキルトが装着されている
のが特徴のキルトローファー。
もともとは”泥除け”の用途として使われていたが、現在は靴の
表情を変える装飾パーツとしての要素として取り入れられています。
そのデザイン性の高さからジーンズやワークパンツといった、
カジュアルなボトムスやコーディネートと相性抜群です◎
ドレッシーなスタイルだと、粗野感や野暮ったさが目につき
ミスマッチを起こしかねないので要注意です!
ローファーコーデの着こなしのポイント
パンツの裾と靴の間をあけること
ローファーを履く際、パンツの裾とローファーの間をあけるだけで、
ローファーをぐっとおしゃれに履きこなすことができます。
くるぶし部分が見えていると、足元がすっきりと見えスタイリッシュ
な印象になります。
靴下と合わせる際もパンツとの隙間はあけて、靴下を見せるように
するとアクセントをプラスでき、おしゃれな印象に仕上がります。
ローファーのカラーは落ち着いた色を選ぶこと
靴を差し色に使用したりする方もいるかと思いますが、ローファー
については落ち着いたカラーが合わせやすく、無難です。
ブラックやネイビーなどは合わせるアイテムを選ばず着まわし
やすいですが、深みのあるブラウンなどもおしゃれさんは
取り入れているのでおすすめです。
足元はコーディネートを引き締める役割をするのでダークカラーを
チョイスするといいと思います!
靴下の合わせ方も要チェック!
基本的に靴下は見えにくいものを選ぶことをおすすめします。
足首が見えていると軽やかさやこなれ感を出すことができます◎
《春夏》
春夏はショートソックスなどローファーから見えにくいタイプ
のものがおすすめです。
素足風に仕上げることで、涼し気な印象を演出することができます。
こなれ感を出しつつ、おしゃれな大人の雰囲気にまとめる
ことができます。
《秋冬》
長めの靴下を合わせる場合、基本的には靴と同系色の靴下を
合わせましょう。
統一感も出せて脚長効果も期待できるので失敗しないです。
色柄ソックスでコーディネートに挿し色を加えるのもおしゃれな
印象に仕上がりますよ!
ローファーを取り入れたコーディネート例
ローファーでゆったりとしたスタイリングにメリハリを
ゆるっとしたスタイルは野暮ったさが出てしまいますが、
ローファーがゆるさを引き締めているので、こなれ感のある
着こなしにまとまっています。
シンプルなカジュアルは、ローファーで引き締めて大人っぽさを演出
シンプル×淡色コーデには、ローファーで渋さをプラス。
全体的な色味から季節感も出せているので春や秋におすすめのコーデです。
甘辛ミックスコーデにもローファーが大活躍!
クリーンな印象の強い白シャツとチノパン×辛口なミリタリーコート。
そんな甘辛感をローファーがバランス良くまとめ、さらに全体を
引き締めてくれています。
ローファーは2枚目の画像のようなカジュアルテイストな服装にも
合うので合わせやすいですね◎
まとめ
今回は、大人メンズが取り入れてもおしゃれにキマるローファー
コーデについて紹介しました。
ローファー=高校生という概念は払拭できましたか??
春夏秋冬すべての季節のコーディネートをキレイめに
ドレスアップすることができるアイテムなので、ぜひ
取り入れてみてください!