〜ワイシャツとネクタイをおしゃれに組み合わせる色柄11選〜

ビジネスマンの方はほぼ毎日ネクタイを着けて仕事をしていますよね!
毎日身に着けるものだからこそ、ネクタイとシャツの組み合わせについて悩みを抱えている方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?
たとえば・・・
毎朝、ネクタイ選びに時間がかかってしまう…
そもそも自分が持っているワイシャツにどんなネクタイが合うのか分からない…
無難に無地ばかり選んでしまっている…
柄物にも挑戦して、もっとおしゃれに見せたい。
ネクタイとシャツの組み合わせを工夫することで『顔回りの印象』がぐっと変わります。
今回は、シャツとネクタイの組み合わせ方をご紹介します。
ご自身でいろいろな組み合わせを楽しめるように、着こなしのルールやコーディネートのコツなどもまとめました。
■ネクタイのマナー
ポイント1.ネクタイには〝くぼみ″を作ること
ネクタイの結び目の下部分には、くぼみが必要です。
くぼみがないと、平べったく物足りなく見えてしまいます。
メリハリをつけるためにも、くぼみを意識しましょう。
※お通夜やお葬式などの葬儀ではディンプル(くぼみ)を作らないことがマナーです。
ポイント2. ネクタイの長さはベルトにかかる程度に
ネクタイは、太い方の端(大剣先)がベルトにかかるくらいの位置で結ぶのがベストです。
短すぎると気合が入りすぎたパーティースタイルに、長すぎるとだらしなく見えてしまいます。
体格や結び方によっても変わってくるので、自分に合った位置を見つけてくださいね。
ポイント3. ネクタイの太さはラペルに合わせること
ネクタイの太さはラペル(下襟)に合わせましょう。
ネクタイの一番太い部分と、ラペルの一番太い部分の長さが同じになるように選びましょう。
☺一般的なネクタイの大剣の幅は7cmから9cm!
スーツスタイルに使い勝手のいい太さは幅8.5cmです。
※ジャケットを着用せずにネクタイをつける場合は、シャツの襟の長さに合わせましょう。
➀無地のシャツとネクタイの組み合わせ
1-1 白シャツと合わせる
最も着る機会が多く、コーディネートがしやすい白シャツ。基本的にはどんな色でも柄物でも合わせやすいです。
☆おすすめの組み合わせ
白シャツ × ネイビーネクタイ
ネイビーのネクタイは定番中の定番。誰でも1本は持っているのではないでしょうか。
誠実さや真面目さ、清潔感と言った印象を相手に与えることできます。
ただし、ワイシャツ・ネクタイ、2つともが無地だと、物足りない印象になるので、無地のネクタイの時はストライプなど柄物のワイシャツを選んだり、シャツが無地の場合はネクタイを柄物にするなどと組み合わせてみましょう。
!注意!
ネクタイに柄物を取り入れる際、色数を抑えることを意識してみてください。
たとえばシャツも色物、ネクタイのストライプやチェックにも多数の色が入っていたらごちゃごちゃした印象になってしまいます。
柄物で、複数の色が入っているネクタイをつける時は、白か同系色のワイシャツを選ぶことでまとまりやすくなります(^^)
白シャツ × ボルドーネクタイ
赤色、えんじ色、ワイン色のネクタイは、自信ややる気を表す色でプレゼン時に取り入れる方が多いです。
無地のネクタイもシンプルできれいですが、小さな柄が入ったものをぜひ取り入れてみてみると、おしゃれ度がぐっと上がるのでおすすめです。
白シャツ × ピンクネクタイ
ボルドーネクタイと同じ赤系統ですが、ボルドーとピンクではだいぶ印象が変わりますね。
ネイビーやライトグレーのスーツと相性がよく、柔らかい雰囲気を出せるので女性受けの良い組み合わせです。
1-2 色付きのシャツと合わせる
色付きのシャツとネクタイを合わせる時のポイント:「同系色のネクタイを選ぶ」こと。
スーツ・ワイシャツ・ネクタイを同系色で揃えると、すっきりとまとまって見えます。
☺同系色でまとめるときは、シャツ→ネクタイ→スーツの順で濃くすると同じ色味でもぼやけることなく、まとまって見えます。
例:「サックスブルーのシャツ、ブルーのネクタイ、ネイビーのスーツ」
→統一感もあり、爽やかな印象を演出することができます。
サックスブルーシャツ × ブルーネクタイ
白シャツ同様、爽やかな印象を相手に与えることが出来ます。
シャツより少し濃い目の色を使ったネクタイを合わせることで、すっきりとまとまった印象になります。また、ブルーを多く取り入れることで誠実さを表現することができます。
ピンクシャツ × ボルドーもしくはパープルネクタイ
ピンクシャツは華やかな印象、且つ柔らかい雰囲気を演出できるシャツです。
同系色で合わせるときれいに見えます。
同系色と言っても、ピンクとピンクを合わせると派手すぎてプレイボーイの印象が強くなってしまうので、ボルドーやパープルなどの深い色合いのネクタイで締めるとすっきり見えます。
このコーディネートはビジネスシーンだけでなく、結婚式の二次会やパーティーなど、お祝いの席にも着ていくことができる組み合わせです◎
グレーシャツ × ブラックもしくはグレーネクタイ
グレーシャツは大人でシックな雰囲気が出るのでかっこいいですよね!
白シャツとはまた違った柔らかい雰囲気で、ブラックやチャコールグレー、ネイビースーツとの相性もバッチリです。ブラックや少し濃いめのグレーのスーツと合わせると締まった印象になります。
グレーシャツはビジネスには不向きと考える方もいるようなので、会社やTPOに合わせて参考にしてみてください。
②柄つきのシャツとネクタイの組み合わせ
ストライプシャツ × 無地のネクタイ
ストライプシャツは、最もネクタイに合わせやすいシャツ。
ストライプの線が濃いもの・薄いものでネクタイの取り入れ方が変わってきますね。
ビジネスシーンでもよく使うアイテムですので、ネクタイとの組み合わせを楽しんでください♪
☺補色を取り入れて、他人と差をつけておしゃれを楽しもう!
◇補色とは・・・?
色をリング状に並べた「色相環」の中で、正反対の位置にある色を「補色」と呼びます。
(隣り合っている色や近い位置にある色のことを「同系色」と呼びます。)
補色同士は互いを引き立たせ、目立たせる効果があります。
!注意!
鮮やかな色同士を合わせると目がチカチカしてしまいます。
どちらかを落ち着いたトーンにすることで、より相性がいいものになります。
例えばブラウンはオレンジと近い色なので、ブルーとは補色関係になり、相性が良い色の組み合わせができるのです。
ブルーシャツに似合うネクタイは『ブルー・ブラウン・ネイビー』の3つが挙げられますが、特に相性が良いのは『ブラウン』のネクタイです(^^)落ち着いた印象を演出できます。
ストライプシャツ × ドットのネクタイ
『え!?柄×柄は難しいんじゃない…?』『失敗しそうだなあ…』
そう思った方もいらっしゃるのではないでしょうか。
しかし、ドットはストライプと最も合わせやすい柄の1つで、デザインがドット(玉)とストライプ(線)で柄同士でも喧嘩することなく合わせることができるのです。こちらも同系色でまとめるとすっきりとした印象になります。
☆ドットは、小さいほどクラシックでフォーマル、大きいほどポップでカジュアルなスタイリングになることも覚えておきましょう。
ビジネスシーンで着用するネクタイのドットは、なるべく小さいものを選ぶとGOOD!
ストライプシャツ × ストライプのネクタイ
柄×柄の組み合わせの中でも難しく、おしゃれ上級者が着こなす組み合わせ。
自然な着こなしに見せるには、ワイシャツとネクタイのストライプ幅を”ずらす”ことが大切!
(ネクタイのストライプ幅を大きめのものを選ぶことをおすすめします。)
また、赤や黄色といった目立つ色をネクタイに取り入れることで、コーディネートにメリハリをつけることができます。(この際のネクタイの色はシャツの色の同系色、又は補色を選ぶことが好ましいです。)
チェックシャツ×無地のタイ
チェックシャツは、シャツそのものの柄の主張が強いため、無地のネクタイを選ぶことでシャツを目立たせることができます。
フォーマルな場で着る時は、チェックの線はなるべく細いものを選びましょう。
カジュアルになりがちなチェックシャツですが、線の細いチェック柄だとシンプル且つ上品な印象となります。
チェックシャツ×ドットのタイ
ストライプと同じように、デザインの構成が異なるチェックとドットは、比較的合わせやすい組み合わせです。
ドットのネクタイはドットの大きさやドット同士の間隔で印象が大きく変わるので、ビジネスシーンで着用する場合は小さいドット・間隔が狭いものを選ぶとよいでしょう。
チェックシャツ × ストライプのネクタイ
この組み合わせはかなり難易度が高い組み合わせもの。
チェックの幅とストライプの幅が近かったり、中途半端な配色をしてしまうと、失敗する恐れがあります。
💡ポイント
➀ネクタイの色味を落ち着いた色合いのものにする
②ネクタイの色はシャツと補色関係の色のものにする
③ネクタイの柄は太めのストライプにする
上記3点を守れば、比較的柄同士が喧嘩せず、すっきりとまとまります。
チェックとストライプというと少し派手に見えやすい組み合わせですが、ブルーとブラウンの相性が良い補色関係の色で合わせたりすると、まとまりのあるコーディネートになります。
ドットシャツ × 無地のネクタイ
ドットシャツは単体でも個性・存在感があるので、柄物のネクタイを合わせるのがやや難しく、ノータイで着用することが多いシャツです。
ドットシャツには同系色の無地のネクタイと合わせるのが無難で、失敗しないコーディネートになります。
シャツのみドットで、残りのスーツとネクタイを無地のシンプルなものにすると、ドット柄も落ち着いて見えるので派手すぎず、おしゃれに見せることができます。
ドットシャツ × ドットのネクタイ
先程もお伝えしたようにドットシャツは他の柄と合わせることが難しいシャツです。
唯一、失敗しないのは同じドットで合わせること。
シャツもネクタイも同系色のものを選ぶとまとまりがあって、良い組み合わせになります。
シャツとネクタイのドットの大きさを変えることで、よりおしゃれに見せることができます。
まとめ
ワイシャツとネクタイの組み合わせについてご紹介しました。
お手持ちのワイシャツと合うネクタイは見つかりましたか??
💡ポイント
・柄のアイテムはスーツと合わせて2つまでに抑えましょう
・シャツとネクタイで色は3色以内に抑えましょう
・同系色でまとめるときはシャツよりネクタイを濃い色にしましょう
この3つのポイントを覚えておけば、朝ネクタイを選ぶ時や買いに行った時、悩まずに選ぶことができると思います。
同じスーツでも、シャツとネクタイの組み合わせ次第で印象が変わり、たくさんのアレンジが可能です(^^)
さまざまなネクタイとシャツを組み合わせて、新しいスーツスタイルに挑戦してみてくださいね!!